14. ポルターガイストその2

『これは俺に霊が着いちゃったよ!』と思った。

自分は全く霊感がないと思っていたが、 自分の祖母が亡くなって、お線香をあげた後ロウソクの火を消し忘れたて寝ようとしたが飲み物を飲みにリビングに向かって、祖母のお棺のある部屋の前を通った時に首筋に寒気が走り、『なんか変だな?』と思い、飲み物を飲み終え、またそこで寒気が走った。その時にロウソクの火を消し忘れた事に気づきロウソクを消しました。おそらく『危ないからロウソクを消しなさい』と祖母が教えてくれたと思いそう言う事もあるんだなと思った。

まさにテレビで霊能者が、心霊スポットで『ウヮー寒気してきた、ここは相当ヤバイです』と言うあれです。祖母の場合身内だし良い知らせだったので『ありがとう』という感じでしたが、今回は海外で、知らない女性で彼女の首を閉めた人なので、かなり恐ろしいです。しかしその事を彼女に話すとビビってパニクルと思ったので、トイレにいって、テレビで観た様に、背中を叩きながら『出てけ!出てけ!』と心の中で叫ぶ。しかし寒気は一向におさまらない。とりあえず部屋に戻り、彼女の話を聞き『そう言う事なら宿を変えよう!』とあくまで自分は何もないというフリをして、出て行く用意をする。何だかんだ、寒気は1時間ちょっとで消え出て行く準備も整えこの日はその後寝ないで過ごした。

次の朝すぐにキャンセルをしに行くと、何の理由も聞かずにOKと言われ、なんて説明しようか迷っていた僕達もあっけに取られる。こちらから『ポルターガイストにあって、首を閉められた』と言ったが通じた様子はなく、『死んだ人がきて首を閉められた』と言っても通じない様子。普通の倍の値段を払ってすぐ出て宿探しをする、が中々見つからずそこで昨日泊まった所を紹介されたので、『昨日その宿でポルターガイストにあって首閉められた』と話すと『彼氏に閉められたんじゃないの?本当?恐ーい!!』と言う感じですぐに通じた。やっぱあのオーナー知らない振りしてたんだ!と言う事に、、、、

その後、無事宿は見つかりましたが、1週間で2日しか山がオープンしないのは霊の仕業なのだろうか、、、、

02/11/8 Goripon