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1. ボードの長さについて 長ければ安定性、パウダーでの浮力が強くなる分重くなる。短ければ回転性がよく動かしやすく軽いが安定はしない。 基本的に身長や用途に対して決まってきて、大事なのは接雪長になるが、同じ接雪長でもボードフレックスやサイドカーブで感覚的には感じ方は違うので、大体合っていればOKであまりシビヤになる部分ではない。 パウダーに関しては長い方が浮力が上がるので重要な要素になる。
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2. ボードの太さについて 太いと切り返しづらくエッジを立てにくいが倒れづらい、細いと切り返しやすくエッジを立てやすいが倒れやすい、またパウダーでは太い方が浮力が強くなる。 太さの対象は足のサイズで決まる。 同じボードでも足の大きい人は細く、足の小さい人は太く感じる。またスタンス幅が広いほど太く、狭いほど細く、スタンス角度が0に近ければ細く、角度が増えると太く感じる。 サイドカーブが深いほどスタンス幅による太さの影響が大きくなる。 ウエスト幅が一つの目安になるが、幅や角度やサイドカーブも一つの要素になります。
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3. ボードのサイドカーブについて またサイドカーブが小さいほど回転性はあるが、エッジは立てづらく、大きいほど直進性がありエッジが立てやすい。 基本的にサイドカーブが小さいほど小さく、大きいほど大きいカービングターンがしやすい。 しかしスノーボードはしなる事でさらに弧が小さくなるので、サイドカーブが大きくても小さい弧でカービング出来るが、その逆のサイドカーブが小さいものは大きい弧のカービングではエッジが流れてしまう事になる。 しかし、しならせられるレベルでないと厳しいし、しならせるにはある程度スピードも必要になるのでレベルやラインの大きさで決めたいですね。
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4. ボードのフレックスについて ハイスピードでは硬いほどブレが少なくエッジも逃げにくい、軟らかいほど、ブレるしエッジが逃げる。 スピードが遅い場合は、ブレはどちらも少なくエッジも逃げにくいそして硬いほどしならせづらく、軟らかいほどしならせ易い。
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5. ボードのソールについて スノーボードは雪山を滑って楽しむもので滑らないんじゃ話にならない。 一般的に春の湿った雪、よごれた雪の場合ボードが走らず詰まる様な時は凄く滑りづらい、それは春に限った事ではなく、ハイシーズンの雪でさえ大なり小なり起っているということです。 カチカチのアイスバーンではほとんど変わらないので、湿った雪でも、乾いた雪でもよく滑り、よごれもつきにくいソールが良いです。 もちろんワックスも必要ですが、ワックスは温度が合わなければ効果を発揮できないし、剥がれれば終わりですので、ソール自体の滑走性能は重要です。
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6. ボードの重量について
ボードが重いと安定するという人がいるが、それは重い方がボード自体が方向性を持つという事だが、逆にボードが勝手に向かってしまい操作しにくいという事もある。 簡単にいうと、ターンでもエアーでもスピンでも、ミスをした場合ボードに引っ張られるという事です。 安定性でいうなら軽くなった分長いボードに乗った方が効果がでるでしょう。 持ち歩くのもリフトも軽いのが1番!
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